頭痛・めまいがあるときヘッドスパを受けても大丈夫?施術前に確認したい症状

「頭痛がつらくて何も手につかない」

「めまいが続いているのに、病院では大きな問題はないと言われた」

「薬だけでなく、身体を楽にする方法も試してみたい」

ドクターメディヘッドには、このような悩みを抱えた方からの相談があります。

病院で検査を受けても原因が一つに絞れず、耐え難いつらさが残っている方も少なくありません。そのようなとき、ヘッドスパが選択肢になる場合はあります。

しかし、頭痛やめまいがあれば、誰でもすぐ施術を受けてよいわけではありません。中には、ヘッドスパよりも医療機関の受診を優先すべき症状もあります。

この記事では、頭痛・めまいがあるときに医療機関を優先する目安、施術前に確認すること、ドクターメディヘッドで行う微弱電流を用いた施術の考え方を解説します。

結論:原因が分からない強い頭痛・めまいは、まず状態の確認が必要

耐え難い頭痛やめまいがあり、まだ医療機関を受診していない場合は、ヘッドスパを先に受けるのではなく、脳神経外科などの受診を勧めることがあります。

特に、症状が突然始まった、今までと明らかに違う、神経症状を伴うといった場合は、早急な医療機関の受診が必要です。

一方、医師の診察を受けて緊急性の高い病気が否定されており、マッサージなどを禁止されていない場合は、身体の緊張、姿勢、生活習慣、睡眠、ストレスなども確認したうえで施術を検討します。

「病院で異常がなかったから何も確認せず施術する」ということはありません。

ヘッドスパより医療機関を優先すべき頭痛

英国国立医療技術評価機構(NICE)の頭痛診療指針では、次のような特徴がある場合、追加検査や専門医への紹介を検討するよう示されています。

  • 突然始まり、5分以内に痛みが最大になった
  • 発熱を伴い、頭痛が悪化している
  • 手足や顔の動かしにくさ、しびれ、言葉の出にくさなどが新たに現れた
  • 意識がもうろうとする、反応が鈍い
  • 記憶、認知、性格に急な変化がある
  • 最近、頭を強く打った
  • 咳、くしゃみ、力み、運動をきっかけに頭痛が出た
  • 姿勢によって頭痛が大きく変わる
  • これまでの頭痛とは明らかに性質が変わった
  • 原因の分からない嘔吐を伴う

これらは「必ず重大な病気である」という意味ではありません。しかし、ヘッドスパで様子を見るよりも、医療機関で原因を確認することが先です。

NICEの頭痛診療指針でも、突然発症した頭痛や新たな神経症状などを、詳しい評価が必要な特徴として挙げています。

めまいにも早急な受診が必要な場合がある

めまいは、耳の問題、血圧、脱水、薬の影響、首や身体の状態など、さまざまな要因で起こります。症状だけから、ご自身で原因を判断することは簡単ではありません。

特に、突然のめまいに次のような症状を伴う場合は、早急に医療機関を受診してください。

  • 顔や手足の動かしにくさ、しびれ
  • ろれつが回らない、言葉を理解しにくい
  • 急に立てない、歩けないほどふらつく
  • 物が二重に見える
  • 意識状態の変化
  • 今までにない強い頭痛
  • 新たな難聴や強い耳の症状

NICEの神経症状に関する紹介指針でも、突然のめまいに神経症状、新たなふらつき、難聴などを伴う場合は、脳卒中などを除外するため直ちに評価することが推奨されています。

病院で「大きな問題はない」と言われた方も施術前に確認する

ドクターメディヘッドには、耐え難いつらさがあるものの、医療機関では緊急性の高い問題がないと説明され、その後も症状に悩んでいる方が来店されます。

その場合も、医師の診断結果や治療方針を確認します。

  • どの医療機関を受診したか
  • どのような検査や説明を受けたか
  • 現在治療中か
  • 服用している薬はあるか
  • 医師からマッサージや運動などを控えるよう言われていないか
  • 受診後に症状が変化していないか

「一度病院で異常なしと言われた」という情報だけで、すべての状態が安全だと決めつけることはできません。症状が変わった場合や、説明しにくい異常が見つかった場合は、改めて医療機関の受診を勧めます。

ドクターメディヘッドが施術前に確認する3つのこと

1.現在の症状を詳しく聞く

まず、頭痛やめまいの感じ方を詳しく確認します。

  • いつから始まったか
  • 急に始まったか、徐々に始まったか
  • どこが、どのようにつらいか
  • どのくらいの頻度と時間で起こるか
  • 吐き気、光や音への過敏、しびれなどを伴うか
  • 何をすると悪化または軽減するか
  • 以前と症状の性質が変わっていないか

頭痛やめまいという言葉だけで施術内容を決めず、その方が何に悩み、生活にどのような支障が出ているのかまで聞き取ります。

2.生活習慣・生活環境・既往歴を確認する

睡眠不足、仕事の負担、長時間のスマートフォンやパソコン作業、運動量、食事、水分摂取、精神的なストレスなどを確認します。

過去の病気やけが、現在治療中の病気、服用中の薬も重要な情報です。

原因を一つに決めつけるのではなく、症状へ影響している可能性がある要素を整理します。

3.筋肉・関節・姿勢など運動器を確認する

医療機関を優先すべき状態ではないと判断したうえで、首や肩の筋緊張、関節の動き、姿勢、呼吸、頭の位置などを確認します。

ただし、首や肩が硬いから頭痛の原因は必ず筋肉である、と決めつけることはしません。痛みやめまいによって身体が緊張している可能性もあるため、自覚症状と身体の状態を照らし合わせて考えます。

手技によって頭や首の緊張へ働きかける

施術できる状態だと確認した場合は、強く押すことを目的にせず、心地よい刺激で頭部や首周囲へ働きかけます。

緊張型頭痛を対象にした研究では、軟部組織への手技によって、頭痛の強さや頻度が軽減する可能性が報告されています。一方で、研究の質には限界があり、すべての頭痛やめまいに効果があると証明されたわけではありません。

緊張型頭痛に対する徒手療法のメタ分析でも、効果の可能性は示されているものの、さらに研究が必要と結論づけられています。

ドクターメディヘッドでは、「頭痛なら頭を揉めばよい」とは考えません。症状、医師の診断、薬、生活状況、身体の状態を確認し、施術を行ってよい方に対して計画を立てます。

微弱電流は手技を補助する目的で使用する

ドクターメディヘッドでは、心地よい手技に微弱電流を組み合わせています。

人の細胞は、ナトリウムやカリウムなどのイオンの出入りによって電気的な状態を保っています。微弱電流は、このような生体の電気的活動に着目した、非常に弱い電気刺激です。

ただし、「微弱電流によって頭の中や首周りの組織液が循環する」「細胞のイオン交換を促すことで頭痛やめまいが治る」と断定できるだけの臨床研究は、現時点では十分ではありません。

緊張型頭痛の方22人を対象とした小規模なランダム化比較試験では、耳に電極を装着して微弱電流を1日20分、2週間使用した群で、頭痛の強さなどが改善しました。ただし、対象者が少なく、使用した機器や方法もヘッドスパとは異なります。そのため、この研究結果をそのまま当店の施術効果として説明することはできません。

頭蓋微弱電流刺激と緊張型頭痛を検討した臨床試験は参考になりますが、微弱電流はあくまで施術を補助する選択肢として扱うことが適切です。

当店では、治ると約束するのではなく、現在悩んでいる症状を減らし、生活しやすい状態を目指すために施術計画を提案します。

施術中に違和感や症状の変化が出たら中止する

施術中に頭痛やめまいが強くなった、新しい症状が出た、普段とは違う違和感がある場合は、まず施術を中止します。

その後、症状と身体の状態を確認し、必要であれば医療機関の受診を勧めます。

これまで施術中にそのような変化が出た例はありませんが、「今までなかったから大丈夫」と考えず、毎回確認しながら施術を進めます。

通う頻度は最初の1か月を目安に調整する

ドクターメディヘッドでは、症状に悩んでいる初期は週2回を基本としています。毎日受ける必要はありません。

1か月ほど継続し、症状の頻度や強さ、生活への影響が軽減してきた場合は、週1回または月2回へ間隔を調整します。

ただし、週2回がすべての方に医学的に証明された絶対的な回数という意味ではありません。症状、生活、医療機関での治療方針、施術後の変化に合わせて計画を見直します。

頭痛については、発生した日、時間、強さ、随伴症状、服用した薬などを記録すると、変化を確認しやすくなります。NICEも、頭痛の診断や経過確認に頭痛日記を活用することを勧めています。

相談時に伝えてほしいこと

LINE相談や予約の際に、次の内容が分かる範囲であればお伝えください。

  • 頭痛やめまいが始まった時期
  • 症状の頻度と強さ
  • 医療機関を受診しているか
  • 医師から受けた説明
  • 現在服用している薬
  • 医師から施術を控えるよう言われていないか
  • 症状が最近変化していないか

施術を受けてよい状態か迷う場合は、無理に予約を決める必要はありません。まずLINEで相談していただき、必要であれば医療機関の受診を優先します。

頭痛・めまいでお悩みの方は、まずご相談ください

頭痛やめまいが続くと、仕事、家事、睡眠、外出など、日常生活のさまざまな場面に影響します。

医療機関で大きな問題はないと言われても、つらさがなくなるとは限りません。一方で、原因が分からない強い症状を、自己判断でヘッドスパだけに任せることも適切ではありません。

ドクターメディヘッドでは、現在の症状、生活習慣、既往歴、薬、身体の状態を確認し、施術を行ってよいかを判断します。

相談、初回体験、予約をご希望の方は、ご予約・お問い合わせページから各店舗のLINEへご連絡ください。

主な参考資料

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